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CPDSとは

CPDS(継続学習制度)とは?

 (一社)全国土木施工管理技士会連合会の継続学習制度とは、CPDS加入者が土木施工に関する講習会などに参加した場合に、そうした学習の記録を残し、必要により学習履歴を証明するシステムです。
 一般に継続教育はCPDと呼ばれますが、連合会は、平成12年に他の建設系学協会に先がけいち早くCPDを導入し、特に固有の名称としてCPDにSystemのSを付けてCPDSと呼んでいます。

CPDSの理念(CPDS Spirit)

  1. 公開性(Openness)
    誰でも加入できます
  2. 信頼性(Reliability)
    証拠書類を確認し履歴の信頼性を高めます
  3. 専門性(Professionalism)
    施工管理技術力の向上を目指します

※このページの内容は(公社)高知県土木施工管理技士会の会員向けの説明になっています。
 CPDSに関する事項は全都道府県で共通ですが、各都道府県技士会の会費、加入条件等は各都道府県により異なっておりますので、所属の技士会へお問い合わせ下さい。

CPDSの必要性は以下のような背景から年々高まってきています

  1. 技術の進歩に対して、技術力や資質を向上させる技術者の努力を目に見えるものにし、学習を適切に方向付けることが求められるようになった。
  2. 品質確保法など発注者の間で技術力の向上に努力する技術者を適切に評価する傾向が強まっている。
    • 入札の配置予定技術者評価でCPDS単位に応じて加点(四国地方整備局、高知県 他)
    • 入札資格審査で主観点数等に加点(広島県、高知県、愛媛県、長崎県、佐賀県 他)

→CPDS(継続学習制度)のガイドライン

CPDとCPDSの評価について

 CPDは、技術者の継続的な専門能力開発を意味し、他の学協会においても制度を有し、学習履歴を証明しています。
 CPDは、平成17年の公共工事品質確保促進法(品確法)の総合評価ガイドラインにおいて、配置技術者の能力評価項目の一つとして例示され、社会的な評価が高まっています。また、CORINSの技術者情報に、CPDの単位の登録が可能です。

 連合会のCPDSは、特に行政手続きで評価されることを念頭に置き、「Evidence of all」の精神で信頼されるよう努めています。その結果多数の行政機関の評価項目に採用されています。

→行政機関のCPDSを技術力評価項目とした例

CPDS(継続学習制度)の手続きと、学習履歴証明書発行までの流れ

  1. CPDSに新規加入申請し、登録します
    技士会会員は1,320円、非会員3,190円(加入時のみ)
  2. 講習会等を受講し、受講後学習履歴申請をして承認を得て単位(ユニット)を取得します
    技士会会員無料、非会員550円/1件
  3. 必要に応じ学習履歴証明を発行してもらいます
    技士会会員440円/1件、非会員1,430円/1件(1名〜5名までの料金)←連合会発行の場合
  4.      ※高知県技士会発行の証明書は技士会会員なら無料です。

※CPDSには技士会会員以外の方も加入できますが、技士会の会員になったほうが費用面で有利です。

  • CPDSの単位(ユニット)を取得することは難しくない!
  • 本当に実力を身につけようと受講している講習会等を申請・登録していけば良いのです。
  • 新規加入をはじめ、手続きはすべて(一社)全国土木施工管理技士会連合会のホームページからできます。

→(一社)全国土木施工管理技士会連合会のホームページはこちら

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