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技士会について

公益法人移行へのごあいさつ

 日頃は、技士会活動に対しましてご指導・ご鞭撻を賜りまことにありがとうございます。
 さて、社団法人高知県土木施工管理技士会は、平成25年1月25日に高知県公益認定等審議会から認定答申をいただき、3月21日に高知県知事より「公益社団法人として認定する」との認定書を得ました。これに伴い4月1日をもちまして公益法人移行登記を完了し、行政庁に届け出を終えたところです。ここに、これまで当技士会を支え、育てていただいた会員のみなさま、そして賛助いただいている団体や個人の皆さまにご報告いたしますとともに、厚く感謝申し上げます。
 私ども技士会は、土木施工管理技術の向上を図り、本県の発展に貢献し、もって公共の福祉に寄与することを旨として1980年に任意団体としてスタートし、1984年に社団法人に移行し、このたび公益社団法人となりました。
この法人移行につきましては、ひとつの大きな節目であります。改めて設立の初心を踏まえつつも、これからはその対象を会員に限定せず、広く土木技術者を対象とし、事業主、講師、学識経験者等役員のみなさまと共に支える開かれた講習研修機関として、発展させていきたいと考えております。
 土木建設事業をめぐる日本の情勢は、国の行政改革によって、少子高齢化社会への対応に向かわざるを得ない中で、東日本大震災を経験し、その復旧復興が当面の大きな政治課題でありますし、高知県においては南海トラフ巨大地震も刻々と迫っております。
いよいよ迫りくるこの喫緊の課題に対し、限られた時間と予算、地域建設業の体力維持と、現場技術者の心構えと果たすべき役割等々、課題は山積でありますが、歩みは遅々としており、今年は、景気回復の願いと改革の方向に両にらみで震災復興にも取り組むといった状況にあります。
 私たちは、改めて、防災減災の視点に立ち、県民が豊かで、安心して暮らせる地域社会をつくり維持することにいっそう力を注がなければならないと決意を新たにして技士会活動にのぞみたいと思います。
 会員はじめ多くの関係者のみなさまには、引き続きのご指導・ご協力をお願い申し上げ、ご報告といたします。

2013年4月吉日

公益社団法人 高知県土木施工管理技士会

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